【ICO 4/18~クラウドセール開始】DAICOでの世界初のICOプロジェクト『ABYSS』について超分かりやすく大解説! "よいゲームを安く早く提供するプラットフォーム"
最終更新日:2018年4月22日
2/7追記 最近の安定しない仮想通貨市場を考慮し、クラウドセール開始が1ヶ月延長され、3/8(日本時間)からとなりました。ちょっと残念ですが、今のうちにETHを蓄えておきましょう!
3/17追記 公式Telegramでクラウドセールについての案内がありました。本記事の最後の方に追記しておりますのでご覧ください。
3/20追記 KYC(本人確認)ができるようになっていますので、3/19以降必ず対応するようにしてください。やり方は本記事の最後をご覧ください。
4/19追記 トラブルで延期になっていましたが、4/18よりクラウドセールが開催されました!購入方法は記事をご覧ください!
最近はあまり紹介に値するICO案件がなく、ICO関連の記事がアップできていませんでしたが、ちょっとおもしろそうな案件がありましたのでご紹介します。もちろんわたくしコインダディーも投資予定です(ちなみにですが、当ブログで紹介するICO案件はコインダディーも身銭を切って実際に投資しているもののみをご紹介しています)。
今回はDAICOでの世界初のICOとなる『ABYSS』についてご紹介致します。
このABYSS(エイビス)は世界初のDAICOでありながら、ホワイトペーパーが英語とロシア語のみということもあり、まだ日本国内ではあまり話題になっていないように思います。
ただ、トークンのクラウドセールは2/8(日本時間)からで、事前登録によってボーナスもあるようですので、国内で話題になる前に申し込んでおくとよいかと思ってご紹介します。
2/7追記 最近の安定しない仮想通貨市場を考慮し、クラウドセール開始が1ヶ月延長され、3/8(日本時間)からとなりました。
[目次]
ICOについてはこちらの記事に分かりやすくまとめていますので、ICOってなんだ?って方はこちらをご覧ください。
DAICOってなに?
DAICOという概念は2018年になってから表に出てきたものなので、まだよく分からないという方も多いかと思います。これだけで1つの記事にしてもよいくらい深い内容なのですが、ここではポイントだけ押さえてDAICOを理解しておきましょう!
まずはじめに「DAICO=DAO + ICO」ということです。つまり既に皆さんがご存知のICOに"DAO"という概念がくっついた「進化版 ICO」と捉えておきましょう。
では、DAOとは何か?ということですが、DAOは "Decentralized Autonomous Organizarion"の略であり、日本語に訳すと「分散自立組織」となります。う~ん、全然分かんないですね。。。もう少し分かりやすく説明すると、「今までは中央集権のように1つのところに集まっていたものを、分散させてそれぞれが自立して組織やプロジェクトを運営しましょう」という考え方です。ちょっとイメージできてきました?
ここで今、皆さんが知っているICOについてを改めて見てみましょう。ICOは特定の団体が、「こんなプロジェクトを実現したいので、賛同してくれる方は出資してください。その代りトークン(将来価値のある通貨になるかもしれない)をあげます!」って感じですよね? 多くのプロジェクトは集めたお金を使って、プロジェクトの実現に向けて一生懸命頑張っているのですが、もし以下のようなICOの場合はどうなってしまうでしょう?
- はじめからお金を持ち逃げするつもりでICOを行う。
- プロジェクトで集めたお金を使って一生懸命に開発を進めたが、予定通りに進まずに途中でプロジェクトがドロップダウンしてしまう。
- プロジェクトの開発が予告なく予定された内容と異なって進められ、出資したお金だけがどんどん浪費されてしまう。
このようなプロジェクトは当初のビジョンが達成されず、おそらくトークンも紙クズとなってしまうでしょうね。こういったことはICOではありえないことではなく、ICOの課題とも言われています。
DAICOはこれらの課題に対する解決策を持つ、新しいタイプの「進化版 ICO」であります。DAOの概念である「分散自立組織」とは、DAICOにおいては出資者1人ひとりとなりますので、以下のようなことができるようになります。
- 出資者がICOのホワイトペーパーで提示されたスケジュール通り(または許容される誤差範囲内)にプロジェクトが進行しているかどうかを監視する。
- 集めたお金をプロジェクト担当者が一定期間に引き出せる金額は、出資者の投票によってしか引き上げることができない。
- プロジェクトの実現性が低く、これ以上開発を進めるべきではないと出資者たちが判断した際には、その時点でプロジェクトを中止させ、残りの資金を回収することができる。
すなわち、DAICOを利用することで、実現できないICOプロジェクトでの出資損失を最小限に抑えることができ、詐欺のようなICOでお金を失うリスクを低減するという、ある意味「投資家保護」の効果のある、仮想通貨業界では今までなかった画期的な概念であると言えると思います。
ちなみに、このDAICOはイーサリアムの創始者であるVitalik Buterin氏が提唱している概念であり、プロジェクト中止の場合は残りの資金を元へ戻すというのは、イーサリアムの特徴であるスマートコントラクト(契約)の機能が利用されるということでしょうかね。仮想通貨ならではという概念で、仮想通貨の未来に期待が持てるところでもあります。
※ここでは"TAP"など専門的な用語を用いずに説明しました。より専門的に学んでみたい方はDAICOを技術的・専門的に解説しているサイトもあるので、検索してみてください。
『ABYSS』はどんなプロジェクト?
さて、それでは本題の『ABYSS』について見ていきましょう。英語版のホワイトペーパーを読んでの理解なので、いつものように概要のみとなりますが、全体像をおさえて、『ABYSS』を理解頂ければと思います。
まずこの『ABYSS』プロジェクトのオーナーですが、Destiny.GamesというMMO RPG(複数プレイヤー参加型オンラインRPG)を製造販売する会社で、2008年に設立後、様々な賞も受賞している会社です。
ホワイトペーパーを読んでみると、『ABYSS』によってゲーム業界全体を盛り上げよう!ということが全体から感じられました。
ゲーム業界は近年最も成長している業種の1つで、2017年の世界のマーケットは約11兆円でした。スマホやインターネット環境の向上からみても、今後もさらに成長していくのは容易に想像でき、2020年には20億円に迫る市場規模になるとも言われています。
このように市場が大きくなると、競争も激化するため、いいゲームを作り上げてもそれを私たちユーザーに届けることが困難になっているといいます。すでに現在でも総開発費の大半が広告費として使わざるを得ず、ゲーム開発自体に使えるお金が制限されるという状態のようです。そのため、巨額の資金を持っているメーカー(ABYSSでは”Giant:巨人"という表現が使われていました)が有利であり、才能のある若いゲームクリエイターや、そのような人たちを抱える新しいメーカーはなかなか成功しにくいという事態になっているということです。
『ABYSS』ではそんな課題を抱えるゲーム業界に、ブロックチェーンを使った次世代のプラットフォームを提供し、少ない資金でもゲームを広げていけるシステムを構築しようというものです。
実際には、『ABYSS』プラットフォームの中で独自の紹介システム(referral system)を使うことによって、ユーザー間で有用なゲームを広めていったり、それによって広告費が抑えられるため、総開発費をゲーム開発そのものに注力でき、巨大な資金を持たない新しいメーカーでもいいゲームをユーザーへ届けやすくなるということです。これはユーザー、メーカー双方にとってのメリットであり、ゲーム業界自体の成長に寄与するプロジェクトであると言えると思います。
また、このプロジェクトで提供されるABYSSトークンは、ABYSSプラットフォーム上で商品の購入や割引に使うことができるのはもちろん、今後の開発で「ABYSSトークン保有者にとって魅力的な機能を持たせる」とのことですので、投資という面でも価値のあるトークンになる感じがしています。
ABYSSプロジェクトのロードマップは以下の通りです。2018年夏~秋にα版のプラットフォームを開発し、その後も2020年へむけて開発を進めていくようです。法的な整備も進めていくなど、かなり詳細に描かれていて、DAICOならではのロードマップという感じがしますね。
『ABYSS』の事前登録方法
ABYSSトークンのクラウドセールは2/83/8(公式サイトでは7日ですが、日本時間では8日の日付になります)からとなっていますが、クラウドセールに参加するには事前登録が必要です。
2/7追記 最近の安定しない仮想通貨市場を考慮し、クラウドセール開始が1ヶ月延長され、3/8(日本時間)からとなりました。
メールアドレスとパスワードのみでできますし、クラウドセール開始前までに事前登録をしておくと3%のボーナスがもらえるチャンスがあるとのことなので(詳細は以降メール等で案内とのこと)参加希望の方は早めに登録しておくと良いかと思います。
事前登録にはまず、以下のバナーからABYSSの公式サイトへ行きます。
www.theabyss.com
こちらの画面がでますので、オレンジ色の「REGISTER NOW」をクリックします。
こちらの画面で、E-mail、パスワードを入力します。Referral IDはそのままでOKです。なお、パスワードは8文字以上とする必要があります。PRIVACY POLICYとTERMS & CONDITIONSを確認後、チェックボックスをすべてチェックしたら、「CREATE AN ACCOUNT」をクリックします。
するとこのようなメッセージ(Eメールを送ったよ)がくるので、メールを確認します。JOIN US ON TELEGRAMのところはテレグラムに参加したければクリックしますが、必須ではないので無視してもOKです。
このようなメールが来ていると思いますので、「Yes, active my accouont」をクリックして、メールアドレスを認証します。
すると、こちらのログイン画面が出ますので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力し、チェックボックスにチェックしてログインします。
正常にログインできていると以下のような画面になります。引き続き、このまま2段階認証もしておきましょう。右上の「SECURITY」をクリックします。
すると、このような画面になるので、「TWO-FACTOR AUTHENTIFICATION」の右側の「Off」をクリックします。2段階認証はいつものスマホアプリ Google Authenticatorなどがオススメです。他の記事でも説明済みですので、やり方は省略します。分からない方は記事下のTwitterから連絡頂ければご説明しますのでどうぞ。
2段階認証が設定できますと、このように「on」となっているはずです。こうなっていれば事前登録は完了です。
『ABYSS』クラウドセールについて
- 期間(日本時間) 2018年 2月8日 0:00~2018年3月2日 0:00 変更⇒ 2018年 4月18日 23:00~
- ボーナス 1日目は25%のボーナスがもらえます!2~5日は15%と以降少しずつボーナスが減っていく仕組みです。
- 使用可能な通貨:イーサリアム(ETH)のみ。日本円やその他通貨では購入できません。
- ABYSSトークンの価格 : 0.0002 ETH (5,000 ABYSSトークン = 1 ETH)
- 最小購入額:0.2ETH(1ETH = 6万円の場合は12000円)から購入可能
- 下限募集額(Soft cap):5,000 ETH
- 上限募集額(Hard cap):100,000 ETH
- 推奨ウォレット:MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
※決して取引所から直接ETHを送信しないようにして下さい。送信したETHが消失する恐れがあります。
ABYSSトークンのクラウドセールではMyEtherWalletからETHを送信して行いますので、MyEtherWalletの設定がまだの方は設定する必要があります。
こちらの動画が非常に分かりやすいので、参考までに載せて置きます。
MyEtherWalletの設定がまだの方は、まずは動画のはじめ「ウォレット生成」から、3:03~「ステップ4 作成したウォレットにETHを用意する」までをやっておいて頂ければOKです。
なお、この動画はMOLDのICO記事の中でも紹介したもので、4:45~「ステップ6 コントラクトアドレスを取得する」のところはMOLDコイン購入用のアドレスで説明されておりますので、ABYSSのクラウドセールが始まったらそこに記載されているアドレスを入力するようにして下さい。(クラウドセールが始まったら本記事も更新しますが、ETH送信時のガス価格は 60 Gwei、ガスリミットは200,000が推奨されています)
あとは3/8のクラウドセール開始を待ちましょう。記事執筆時(2018/1/27時点)では、事前登録者はまだ世界中で3万人ちょっとなので、みんなが注目していないうちにまずは早めに登録しておきたいものですね。
2/7追記 2/7時点でもまだ世界で5万人ちょっとです!
3/8追記 トークンセールで購入するには3/8 AM8時~のKYC(本人確認)をする必要があるようです。そのためにはログイン後、以下の画面の「今すぐ登録」からtelegram経由でホワイトリストへ登録しておく必要があるようです。telegramで日本語での質問がされますので、それに答えていくだけでOKです。
その後、また「今すぐ登録」をクリックすると、このような画面がでますので、MyEtherwalletのご自身のアドレス(トークンを買うためのETHを送る送金元)を入れます。
KYCは順番に行われるようですので、画面の通り、KYC用のコードが配布されるまで待ちましょう。
3/17追記 公式Tekegramで報告されたアナウンス概要は以下です。緑字はコインダディーのコメントです。
①KYCがサイトにてうまく新興しなかったため3/19 KYC再スタート(スタート時間は近日告知)する。⇐つまり、一度KYCをされた方も再申請する。
② トークンセールは4/16~5/16で実施。
※1週間前に購入予定のETH額をウォレットに準備願います。⇐すぐに送金できるようにMyEtherWalletに必要なETHを入れておきましょう。
※24時間前に予定額送金により25%ボーナスを受け取れます⇐新しい特典です。
※セール開始後、48時間以内も同じく25%ボーナス
④ トークン価格 1Abyss=0.24USD相当のETH もしくは BNB
※トークンセールの数日前までに、マーケットのレートに応じたETHとBNBの換算率を設定いたします。
⑤ トークンセールの具体的な購入方法に関するアナウンス (近日告知)
3/20追記 KYCのやり方は以下を参考にしてください。
ログイン後、「FILL KYC/AML FORM」をクリックしてKYCを開始します。
するとこのような確認が2つ出てきます。日本国民で日本在住であればいずれも「NO」をクリックして進みます。
次に個人情報を入力します。
このあと、身分証明証を入力します。パスポートまたは運転免許証で可能ですが、免許証の場合は少し時間がかかるようです。また、セルフィー(証明証との自撮り)もあるので、このときにはご自身のお顔と証明証(パスポートまたは運転免許証)とともに、紙に撮影した日付と「The Abyss」という文字を書いたものも一緒に写るように撮影して下さい。(サイトに説明があるので、そこに例が記載されていますのですぐに分かると思います)
無事申請が完了するとメールが来ますので、それまでしばらく待っておきましょう!その間に、購入に必要なETHをすぐに送金できるようにMyEtherWalletに用意しておきましょう。
ABYSS公式サイトはこちらからどうぞ ⇒ ABYSS公式サイト
『ABYSS』は世界初のDAICOでのICOプロジェクトですし、その中身も魅力的なものとなっていますので応援&期待しながらプロジェクトの進行を「監視」していきましょう!
4/19追記 クラウドセールでのトークン購入方法
マイページにログインしたら、クラウドセールのところで、以下よりETH払いかBNB払いかを決めます。(私はETHで購入しました)
注意事項の画面がでますので、確認し、KYCで登録した際のファーストネーム(姓名のうちの名の方)を入力し、チェックを入れて進みます。ここでしばらく待ちますが(人によっては30分程度)気長に待っていると、以下の画面が出てきます。
ここに表示されているアドレスにMyEtherWalletから、記載されているETH量を送信します(GASリミットは200,000)。送金が完了したらABYSSのマイページに戻り、ページを更新すると、購入したトークンが反映されているはずです(ボーナスがある方はボーナス付きの量が反映されます) 。
<コインダディーオススメのその他のICOはこちらの各記事からどうぞ>
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コインダディー(coindaddy)です!
— coindaddy (@coindaddy1) 2017年12月28日
仮想通貨の基本からその周辺情報、また最新のICO案件について、いち早く反応していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。