NEM(XEM)をハードウェアウォレットTREZORとNano Walletで管理!あなたのネム(NEM)、その保管で安全ですか?方法・注意点を詳細解説!
最終更新日:2018年3月11日
コインチェックのNEMハッキングなど、仮想通貨を取引所にそのまま置いておくのは危険であるという認識は徐々に広まり、ハードウェアウォレットを購入される方の数も非常に多くなってきているようですね。
当ブログでも使いやすさからTREZORの購入と使い方について別記事でまとめていますので、まだハードウェアウォレットをお持ちでない方はこちらのバナーから記事を参考にしていただき、購入いただければと思います。
ハードウェアウォレット自体の使い方は難しくないのですが、NEMの管理については専用の外部ウォレットでの管理になり、ちょっとだけハードルが高いかもしれませんので、今回改めて記事にすることにしました。みなさんの参考になれば幸いです。
[目次]
Nano Walletのダウンロードと初期設定方法
TREZORではビットコインやビットコインキャッシュ、ジーキャッシュなどはTREZOR本体のみで保管できますが、イーサリアムはMyEtherWalletと連携して管理しましたね。NEM(XEM)もこれと同様にNano Walletというウォレットを使用して管理します。
まず、Nano Walletをダウンロードする必要があります。
サイトへ行くと、このような画面があるので、「Universal Client (with Trezor Support)」をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードはZIPファイルでされますので、ファイルを解凍します。このようなファイルが出来ていると思います。
これを開くと、このような画面になるので、一番下の「start」をクリックします。(ブラウザはGoogle Chromeとなります)
すると、こちらの画面になります。英語表記の場合は、右上の「Language」から日本語にしておきましょう。そうしたらまずアカウントの作成を行います。
こちらの画面でウォレットのタイプを「シンプルウォレット」とします。
次にこの画面になるので、「準備できました」をクリックして進みます。
ネットワークの選択となりますが、ここは「Mainnet」でOKです。
次にウォレットの名前を入力します。ご自身の好きな名前にしてください。
パスワードも同様に入力します。オフラインで控えておくことをオススメします。
こちらの画面がでるので、「スタート」を押して作成します。
画面が変わるので、画面上でマウスを動かします。すると緑のバーが進むので100%になるまでやりましょう。
終わったら説明文を読み、OKならば「理解し同意しました」を押します。
こちらでは「ウォレットをダウンロードする」を押し、ダウンロードが終わったら「ウォレットファイルをバックアップしました」で次へ進みます。
こちらの画面ではプライベートキーが表示できますので、内容を控えます。パスワードともにオフラインでの管理をオススメします。控えたら、「秘密鍵とパスワードバックアップしました」で次へ進みます。
こちらの画面で注意事項を確認し、よければ同意して次へ進みます。
これでNano Walletのダウンロードと初期設定は完了になります。さきほど名前を付けたNano Wallet名を選択し、パスワードを入れればNano Walletが使用可能になります。
TREZORを使ったNano WalletでのNEM管理方法
Nano Walletの設定が終わったら、ログイン画面で「Login with TREZOR」を押します。もしこのような画面が出たら、「TREZOR Bridge」をインストールする必要があります。
こちらの画面からご自身のパソコンにあった「TREZOR Bridge」をインストールしましょう。(こちらの画面は表示後すぐに次の画面に変わってしまうことがありますが、その場合はブラウザの戻るボタンで戻れると思います)
再度「Login with TREZOR」でログインすると、こちらの画面がでるので「Export」を押して、NEMアドレスをNano Walletで使えるようにします。
この画面がでたら、TREZOR本体を確認します。本体の液晶画面にNano Walletで使用するNEMアドレスが表示されますので、確認し、「Continue」(右側のボタン)を押します。
TREZORのPINコードを入力すると、Nano Walletが開きます。
Nano Walletの右上の「アカウント」をクリックすると、こちらの画面になります(もし表示されていない場合は、左上の「nano Wallet」をクリックすると表示されます)ので、アドレス欄に記載されているアドレスをコピーし、NEMを保管している取引所からこのアドレスへ送金します。送金後しばらくすると、右上のXEMに送金されたNEM量(XEM)が表示されます。これでTREZOR連携でNEMの管理ができたことになります。
まとめ
以上、TREZORを使ったNano Walletとの連携によるNEM管理方法をお示ししました。コインチェックのNEMハッキング以降、しばらくNEM価格が低迷していますが、別記事(下のバナーからどうぞ。少し前の記事ではありますが)でも記載の通り、NEM自体はかなり有望かつ高機能の仮想通貨ですので、今の安いうちに購入しておくと将来的によいかなと思っています。
国内でNEMを買えるのはコインチェックとZaifのみとなっていますが、コインチェックは販売所なので、かなり高額な手数料が取られます。わたくしコインダディーは取引所で手数料も格安で買えるZaifからNEMを購入しています。まだZaifの口座をお持ちではない方は下のバナーから口座を開設し、NEMを購入することができますのでよろしければこちらからどうぞ。
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