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仮想通貨で大損したときこそ生き残る術を!『相場とうまく付き合うには?』【初心者・恐怖症の方向け】コインダディーの10年以上の経験から解説する3つのポイント+α!

最終更新日:2018年4月8日

 仮想通貨をはじめたばかりの方で大きな暴落に見舞われ、資産を減らしてしまった経験のある方は少なくないと思います。

 今回は相場で10年以上生き続けているわたくしコインダディーが、『相場との付き合い方』についてお話させて頂きたいと思います。

 特に初心者の方や、仮想通貨が怖いなと感じられている方には是非読んで頂きたいとの思いから記事にしましたので、何度も読み返して頂き、相場でずっと生き続け、安定的に資産を築く一助になればと思います。

 [目次]

 

 

相場の価格はどうやって決まる?

 毎日のように値動きを見られる方も多いと思いますが、価格がなぜ上がったり下がったりするのか?これって当たり前のようですが、意外と考えたことのある方は少ないのではないでしょうか?

 「なぜ価格が上がるのか?(下がるのか?)」このように聞きますと、いいニュース(悪いニュース)が出たから、と答える方は多いです。場合によっては正しいこともありますが、それは飽くまでも結果論であり、相場と付き合っていくために理解しておくべき答えではありません。

 その答えとして、わたくしコインダディーは、『売りたい人より買いたい人のほうが多ければ価格は上がり、買いたい人より売りたい人のほうが多ければ価格は下がる』と捉えています。なんだよ、当たり前なことを言うな!という声が聞こえてきそうですが、この当たり前のことを本当の意味で理解されている方は少ないように思います。

 ここで一番重要なポイントが「売りたい人」「買いたい人」がいるということです。

 仮想通貨を手に入れたいと思った場合、みなさん取引所を通して買いますよね。でもこのとき、「売りたい人から買えた」という認識を持たれている方はあまりいないですよね。街の八百屋さんやお肉屋さんのようなイメージで、仮想通貨取引所の店頭にビットコインイーサリアムなどの各種コインが並んでいて、そこから欲しい仮想通貨を買う、っていうイメージをお持ちではないですか?

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 仮想通貨の場合は、コインチェックさんなどに代表される「販売所」から買うことができるので、特に初心者の方はこのようなイメージを持ってしまいがちです。

 しかし私たちが仮想通貨を買うことができているのは、「売りたいと思っている人がいて、その人から売ってもらえたから、そのコインを買うことができた」、という認識を持っておくことは、非常に重要なポイントです。少し慣れてきた方で、販売所ではなく、取引所(コインチェックさんでのビットコイン取引やBinance、Kucoinなどの海外取引所)での取引を経験されたことのある方はこのイメージは持ちやすいかもしれませんね。

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 すなわち取引の前提として、『違う思惑の人(売りたい人と買いたい人)がいるから売買が成立する』、ということです。これをおさえておかないと、次で解説する「大衆心理」の理解ができなくなります。

 

 

大衆の心理を捉える

 売りたい人と買いたい人の思惑が一致したときに売買が成立するといいましたが、それでは相場に参加している人というのはどのような人たちかを考えてみましょう。 

  まずはこちらの記事をご覧ください。「流通しているビットコインの97%は、ビットコイン保有している総人数のうちの4%の人たちによって保有されている」という記事です。

www.businessinsider.jp

 つまり、仮想通貨においても、とてつもない莫大なお金を持っている一部の層に『富の集中』が起こっており、私たちは残りのたった3%のビットコインをシェアしている「その他の大衆」であるということです。

 

  『相場は大衆心理と反対の方へ向かう

 相場経験がある程度長い方はこの相場格言を聞いたことがあるかもしれません。耳の痛い言葉かもしれませんが、わたくしコインダディーのこれまでの経験からしてもこれはかなりの場合、真実を言い当てていると思います。また、相場の中で長く生き残り続けている人は1割足らずで、残りの9割ほどは負けて相場から退場し、また新しい相場参加者と入れ替わっているとも言われています。

 悔しいことかもしれませんが、私たちは自分自身が「大衆」の一部であることは素直に認め受け入れつつ、負けて退場していく9割の大衆ではなく、『相場の中で長く生き残り続ける大衆』となれるよう努めていく必要があります。

 

 それではそのような大衆の心理を捉え、相場とうまく付き合っていくにはどのようにしたらよいのでしょうか?一番簡単な方法は、「自分の胸に手を当ててみる」ことであります。私たち自身が「大衆」の一員でありますので、特に、初心者や相場で迷いを感じられる方は、「ご自身の思い・考え・予想」=「大衆心理」と捉えてほぼ間違いないかと思います。また、Twitter口コミサイトなど、不特定多数の人が自由に意見・感想を述べられるサイトは、大衆心理を捉えるのに非常に便利なツールとも言えます。さらに、大衆に向けて発信されるテレビ・新聞などのマスメディアの情報も大衆心理に合わせて(視聴率や購買が高まるように)作られて発信されることが多いですので、このあたりも見るポイントを押さえておくと相場における大衆心理を捉えやすくなります。

 

 それでは実際に最近わたくしコインダディーが感じた、このような事例について紹介してみたいと思います。下に示したチャートは2018年1月の大暴落付近のビットコインの日足チャートです。

 このときは、1/16から下落が始まり、翌日1/17にかけての大暴落となりました。コインダディーはTwitterでもこのときの様子を見ていたのですが、1/16のうちは「すぐ戻るから大丈夫」「こういうときこそ買い増しだ!」など楽観的なツイートが多いなと感じていました。しかし、さらに下落が進み、翌日1/17になってからのツイートでは、「どこまで下がるんだろう」「もう限界で耐えられない・・・」など、不安や恐怖の感情からくる悲観的なツイートが多くなっていました。

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 Twitter参加者の中には、かなり相場経験の豊富な方もいらっしゃいますので、一概には言えないですが、これらのツイートに対してのリツイート、いいね、の傾向などもあわせて見ていると、プロフィールなどから「仮想通貨初心者」と思われる方ほど、悲観的なツイートをしたりそのようなツイートへの同調が多いと感じました。(個別のツイートをここに載せてしまうと、個人が特定されてしまいますので、それは控えますが、信じられない方は実際にその当時のツイートをご覧いただければ雰囲気がご理解いただけると思います)

 また、暴落開始の前日1/15の夜には『ビットコイン急騰!』というニュースが放送されていたのに対し、大暴落した1/17の夜には『ビットコイン大暴落』のニュースがテレビ放送され、新聞でも同様の内容の記事が散見され、いずれもかなり悲観的な内容だったのもこの現象を象徴しているなと感じていました。

 

  『相場は大衆心理と反対の方へ向かう

 このようなことを経験的に知っていると、冷静に相場を捉えることができて、1/17から1/18にかけて相場が戻りの予兆を見せ始めたころに逆張り的に買いを入れ、利益を出すことができますし、そもそもこんな大暴落の相場でも生き残っていられることになるのです。ですので、大衆の心理をいろいろな観点から捉えられるようにしておくのは、相場の中で長く生き残っていくために必須の術(すべ)であるとわたくしコインダディーは考えています。

 

 

他人目線で相場をみる

 買いにしても売りにしてもポジションを持っていると、自分の持っているポジションの方向(コインを買って持っている場合は、そのコインが値上がりする方向)へ相場が動いてほしいものですよね。利益を出すためにコインを買っているのですからこれは当然なのですが、「上がれ上がれ!」と自分目線ではなく、客観的に他人の目線になって相場に向き合うことができると、冷静に相場感を捉えることができます。

 なかなか言葉では伝えにくく、経験によるところが大きいので難しいのですが、参考までにさきほど紹介した2018年1月の暴落時にコインダディーが実際にみた「他人目線」の例をご紹介したいと思います。

 

 こちらは1日目(1/16)の暴落後に戻ってきたときのビットコインの30分足チャートです。下ヒゲの長い大陰線(右から5本目の長い赤い線)のあと、150万円付近まで価格を戻してきていました。

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 このときビットコインを持っていてこの暴落に巻き込まれ、“自分目線”でしか見られないと、『おぉ!よかった。やっぱり戻ってきた。このままもっと戻れ~!』って感じになりますよね。先ほども述べたとおり、実際Twitterでもこんな感じの楽観的なツイートが見られていました。飽くまでも参考ですが、このときわたくしコインダディーが見ていた“他人目線”はこんな感じでした。

 『暴落に巻き込まれた人たち、やっと150万まで戻ってきたので、このあとまた下がってあの苦痛を味わいたくないから、今戻ってきたところでとりあえず売ってしまうだろうなぁ。だからもう一段の下げが来るんじゃないかなぁ?

 つまり、自分の買っているコインがどうなってほしい!ということは関係なく、自分以外の多くの人たちはどのように感じているかを「想像」していたのです。ちなみにですが、その後は下の30分足チャートのとおり、1/17の第二弾の下落が始まり、一時100万円を切るところまでのさらなる大暴落となりました。(さきほどの150万円付近まで戻ってきたチャートは画面左端の部分になります)

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 他人目線というのは、実際にはなかなか難しいことかもしれませんが、このような視点で相場を見られると冷静かつ客観的な見方ができますので、知っておいて損はない考え方だと思います。

 

 なお、今回事例で挙げたTwitterやニュース・新聞の話は、「コインダディーはこれを予想して儲けてすごいだろーっ!」ってことを言っているのではなく、これら大衆の意見に注意し、他人目線で相場を見ておくと、冷静に相場に対応しやすくなりますので、今までこのような視点がなかった方は身につけておいた方が生き残りやすくなりますよ、ということをお伝えしたいという意図ですので他意はないことをご理解頂ければと思います。

 くれぐれも誤解して頂きたくないのは、暴落時にこのような現象があればその直後は必ず戻ってくると言っているわけではないので、このようなときには必ず上がる!と「予想」して、そちらに大量の資金を投入するギャンブルのようなやり方はしてはいけません。このあたりの「資金管理」や「相場の予想」についてはこちらの記事で詳しく書いていますので、お読み頂ければと思います。さきほどの「他人目線」についても自分の感情にとらわれることなく常に許容できる損失の範囲内で取引をするなど、やはり資金管理が出来てはじめて実践できることになってきますので、その点でもご確認頂ければ幸いです。

coindaddy.hatenablog.com

 

 

番外編:「早耳情報」を利用する

 ここは特に仮想通貨に特化したポイントであり、わたくしコインダディーも含め、仮想通貨以外の相場経験が長い人ほどはじめはあまり受け入れがたいところなのかもしれません。「インサイダー情報は違法」というのは株やFXの経験がある方には常識のことですが、驚くべきことに法整備が未成熟な仮想通貨の世界では、「インサイダー」という概念自体がないという状態なのです(2018年2月末時点)。

 仮想通貨の世界もやはり資金が豊富な投資家・投機家のところへは、このようなインサイダー的な、いわゆる「早耳情報」が早く集まってきます。この情報を自分だけに使って利益を出す方もいらっしゃいますが、中には「もうお金はいいので、多くの人の力になりたい(利益よりもむしろ信頼を得る方が優先だ)」と考える方もいらっしゃいます。我々凡人には理解しがたくウソや偽善のように思えるかもしれませんが、わたくしコインダディーも少なからずこのような方のお話を聞く機会があり、何十億も持っている方というのは私たちがお金に抱く印象とは全く異なっており、「別にお金なんて当然のように入ってくるし、あんま気にしない」っていう方がいらっしゃるのです。(海外の事業家やトップスターたちが何十億も寄付をするというあの感覚に少し似ているところがあるのかもしれません)

 仮想通貨の世界ではこのような人たちのところへ来る「早耳情報」をいくらかのお金を払うことで受け取ることも可能なのです。「早耳情報」=100%儲かる情報、という訳ではないので、ここにお金を使って情報を取るか否かはそれぞれ個人の判断ですが、このような情報を使えるというのは仮想通貨に特化したおもしろいポイントですね。(余談ですが、インターネットが普及した現代では「情報は無料」と思っている方は非常に多いですが、本当に必要な情報はタダで手に入ることはないと思っておいた方がよいです。)

 もちろんわたくしコインダディーもいくつかのコミュニティーに入っています。有料情報についての私の考えは、「早耳情報でもタイミングによっては必ず儲かるわけではないので、安価でも少しいい情報がくれば十分」と思っています。中には数十万円の有料コミュニティーサイトへの誘いもありましたが、私のポリシーに合わないものはすべて却下しました。中には詐欺っぽいものもあるようですので、ここは直感に頼らざるを得ない部分はあるのですが、そのような観点も含めてご自身でポリシーを決めておくと惑わされないですし、自分で決定した判断も受け入れやすくなると思いますよ。

 また、このようなサイトでは経験豊富な(時には有名な)投資家・投機家の方がいらっしゃいますので、その方の考えを自分の判断の際の参考にしたり、道が見えなくなって困った際などはその方自身を心の拠り所にする、などの活用の仕方もあると思いますので、ご自身にあったサイトを見極めて使ってみるとよいかもしれませんね。

(ちなみに私が入っているものの1つは、当ブログでも記事にしている『ICOクラブ』というところです。いろいろ調査した上で自分で決めて入会しましたが、年間5万という破格なのに対し、有用な情報は豊富で、かつ直接コインの開発者と話ができる場への参加までも提供してくれるので、自分の判断は正解だったと思っています^^すでに年会費の5万円分は回収しています。 もしご興味がある方はこちらの記事に書いていますので、ご覧になってみてください。(記事執筆当時は知らなかったので、タイトルも含めてかなりの疑いから入っていますが、ご容赦ください。。))

coindaddy.hatenablog.com

4/8追記 同様の有料コミュニティー『ICOの窓口』も人気です。よろしければどうぞ。

coindaddy.hatenablog.com

 

 

 以上、今回は『相場とうまく付き合うには?』というテーマで記事にしてみました。結構厳しいことや偉そうなことを書いてしまったかもしれませんが、わたくしコインダディーが10年以上相場で生き残ってきたコツと思って読んで頂けたら幸いです。

 仮想通貨はあっという間に億万長者!というイメージが強いので、なかなか伝わらない内容かもしれませんが、一人でも二人でもご理解頂き、この先もずっと相場で長く生き残って頂ける一助となれば幸いです。そしてもしあなたが投資家・投機家として成功し、どこかでお会いする機会があったら、わたしに一言、「あの記事が役に立った」と言って頂けたらもう幸せです。たぶんうれしくて泣いてしまうと思いますが(笑)

 それではかなりの長文でまとまりのない文章になってしまいましたが、ここまでお読み頂いてありがとうございました。これからもぜひ頑張っていきましょう!

 

 

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